引き寄せの法則を知ったきっかけ
引き寄せの法則を知って7年ほど経ちます。
7年前、私は20代後半。家族の問題で悩んでいました。
たまたま雑誌の記事で『ザ・シークレット』の紹介をしていたので買ってみました。
読んだ時に「私にはもうこれしかない!」と思い、引き寄せ関連の本を買い漁り、ネットで色んな人の体験談を読んだりしました。
でも、引き寄せの法則は自分の事しかどうにもできないって事に気付き、だんだん失望していきました。家族の問題がどうにもできないのであれば、私は永遠に不幸なままだろうって思ってました。
実際、20代後半~30歳くらいまでの私はいつも不安でした。家に帰っても安心してくつろげないし、いつも家族の問題がついて回るし、当時付き合っている恋人もいたけれど「家がこんなんじゃ結婚なんて無理だ」って諦めていました。どうしても幸せな未来が思い描けなかった。
でも、私が暗く落ち込んだ家族の姿を見るのが辛いように、私が暗く落ち込んでいる姿を家族が見るのも辛いだろうと思い、そこからはなるべく家の問題に目を向けないように努力し始めました。
「自分自身がまず幸せじゃないと他人を幸せにできない」って本に書いてあって、7年前はその意味が全く分からなかったけれど、今では本当にそうだなと思います。
今でもその問題が解決した訳じゃないし、自分の事じゃないから解決法も見付からないし、深く考えると未来に不安しか感じない時もあるのですが、7年前よりはその問題とも上手く付き合えていると思います。
「自分の幸せのためには縁を切ることも大切」なんて言う人もいるけれど、そこまでの決断は私にはできない。家族を大切に思う気持ちはあるので、そんな決断をしてまで手に入れたい幸せは私には無い。
人生の全ての面が恵まれている人なんていないと思います。
私の友人は飛び抜けて美人でスタイルがいいのですが、同級生や周りの人から浮いていました。そのレベルの美人なので、学校でも男子生徒からジロジロ見られ、学校帰りには不審者に付きまとわれ、家の電話番号が出回ったのでイタズラ電話に悩まされていました。実際は高校を卒業するまで彼氏が一人もいなかったのに、「遊んでいる」なんて根も葉もない噂を流されたりもしていました。
彼氏に振られて私の家に来た時も、「初めては重い。もっと遊んでると思ったのに」って彼氏に振られたと言って泣いていました。
美人でもブスでも失恋の痛みは同じだし、いい事もあれば悪い事もあると思います。
自分の人生や環境、見た目、性格、悪いところや上手くいっていない事を探すとキリがないと思います。
そういう事からうまく目を逸らすというのも1つの手段だし、向き合わなきゃいけない時に向き合えばいいと思います。
悪いところと同様に、良いところも必ずあるはず!
悪いところを探すと心は暗くなりますが、良いところを探すと明るくなれます。
今を幸せとするか、不幸とするかは自分の気持ち次第。誰が決めるでもなく、自分で「幸せ」って思っちゃっていいと思います!
大金や素敵な彼氏は引き寄せていないし、家の問題も解決していないけれど、引き寄せの法則に出会って思考が少し変わったし、新たな物の見方ができるようになりました。
なーんか暗い感じになっちゃったけど、今は家族仲もいいし、私は彼氏も好きな人もいないけれど元気で働いているし、友達もいるのでまあまあ幸せです!
35歳になったので、「そういや引き寄せの法則を知ったのって何がきっかけだっけ?」と思ったので書いてみましたー。